今回は、高校からの友達のシルバーのER34の前後バンパーの塗装依頼を受け、完成したのでまとめとして投稿します
前後バンパー搬入
元の色は、リアが純正色より濃いR35のシルバーカラーで、フロントは黒です
これをボディ色と合わせた色に塗装します
現車での色合わせは友人との都合が合わず、色合わせ無しで行いました
フロントバンパーは持ち主がグリル部分をDIYで造形加工をされていました
プラサフ塗装
プラサフを塗ります。塗ってるところを依頼主に撮影されていましたw
ちなみに今回はDIYです。私の会社の工場で作業していますが、塗装屋ではなく溶接屋ですので、塗装ブースはないのでそのまま作業しています
前後サフを塗り終えたところで依頼主と解散
カラーとクリアは別日に立ち合い無しで作業しました
カラー、クリア塗装
シルバー塗りからクリア塗りまで一気に仕上げます
今回はカラーは楽天ショップかどっかで依頼主が買ってきたシルバー塗料と、アマゾンで購入した関西ペイントのクリアーで作業しました
せっかく工場での作業なのでガンスプレーを用いての作業です
とはいえ素人作業であること、また、塗装ブースを使用していないことから、割と大変な仕上げ作業になるため、クリアは厚めに重ね塗りしています
磨き仕上げ
素人の行うDIY塗装というものはほぼ確実にゆず肌になったり、仕上げ作業でかなりの凹凸が出ます
クリア塗装の後にクリア層の表面を研磨して仕上げるのですが、素人DIYはこの作業をやらない方が多いです。この作業は仕上がりをめちゃくちゃ左右します。ここを妥協するかどうかで本当に変わってくると思います
素人塗装をキレイに仕上げるには、この凹凸をすべてさらさらな表面になるまで1500番や2000番の耐水ペーパーで磨きます。
凹凸が見えたまま妥協してコンパウンド掛けまで行くと、基本的にその凹凸もくっきりわかるほど出てきますので絶対仕上げます
凹凸がだいぶ取れてきました。 後ろに写ってるのは仕事でつくってるものなんで気になさらずでw
凹凸があらかた取れたら、次はコンパウンド掛けをしていきます。DIYですと、大体はソフト99工房かホルツで出ている液体コンパウンドを使用するのが定番だと思います。私もそちらを使用しました
今回はホルツの液体コンパウンドを3段階で使用しました。多分、3000番、5000番、7000番だと思います。(ソフト99はその表記だがホルツはそういう表記がない)
スポンジでゴシゴシ頑張るのがDIYの醍醐味でしょうが、ペーパー掛けでもう無理ーーーって感じだったのでダブルアクションポリッシャーを使用してバフ研磨しましたw
仕事で使用している日東のものです。これに羊毛バフとスポンジバフを使用して磨きました
こちらが完成後取り付けたものになります
やはりボディとの色の差は少し出てしまいましたが、景色が反射する程度にはきれいな仕上がりにできました。諭吉様がちょうど車に乗りきる程度の金額で作業させていただきました。
本人も満足のいく結果とのことです。まだリアバンパーの下につくパーツの塗装が残っているのでその部品を塗装して取り付けたらまた補足で追記しようと思います
以上、せっとんガレージ!!!て感じの作業がようやくできた感じがしますw
ではまた
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